『エルデンリング ナイトレイン(ELDEN RING NIGHTREIGN)』は、フロム・ソフトウェアが手がけるオンライン協力型アクションRPGです。前作『エルデンリング』の世界観を引き継ぎながら、最大3人で「リムベルド」を探索し、3日目に待ち受けるボス「夜の王」の討伐を目指すという、まったく新しいゲームデザインで話題を集めています。
PC版(Steam)でプレイするメリットは、画質設定をきめ細かく調整できること、マッチングのプレイ人口が多いこと、そしてMODによる拡張が可能なことです。
この記事では、ナイトレインを快適に遊ぶために必要なPCスペックを解像度別に解説し、予算帯別のおすすめBTOゲーミングPCを紹介します。
📊 検証環境:Ryzen 7 5700X / Radeon RX 9070 XT / DDR4 16GB / 1TB NVMe SSD / Windows 11 Pro
📅 執筆日:2026年3月
🔗 推奨スペックは公式サイト情報をベースに、同世代GPUの一般的なベンチマーク傾向から推測(その旨を明記)
この記事の結論(先にまとめ)
ナイトレインはPC版のフレームレート上限が60fpsに制限されており、DLSSやFSRなどのアップスケーリング技術にも対応していません。そのため、「60fpsを安定して出せるか」がPC選びの唯一かつ最大の基準になります。
逆に言えば、60fpsさえ安定すればそれ以上のスペックは現時点では活かしきれないので、必要以上にハイスペックなPCを買う必要はありません。コスパ重視で選びましょう。
| 解像度 | おすすめGPU | 予算目安 |
|---|---|---|
| フルHD(1080p) | RTX 4060 / RTX 5060 | 15〜18万円 |
| WQHD(1440p) | RTX 5060 Ti / RTX 4060 Ti | 20〜25万円 |
| 4K(2160p) | RTX 5070 | 28〜35万円 |
公式スペック早見表
フロム・ソフトウェアが公表しているPC版の動作環境は以下のとおりです。
必要スペック(最低動作環境)
| パーツ | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 10 |
| CPU | Intel Core i5-10600 / AMD Ryzen 5 5500 |
| メモリ | 12GB RAM |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB |
| ストレージ | 30GB以上 |
| DirectX | DirectX 12(Feature Level 12.0) |
推奨スペック
| パーツ | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 11 |
| CPU | Intel Core i5-11500 / AMD Ryzen 5 5600 |
| メモリ | 16GB RAM |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB / AMD Radeon RX Vega 56 8GB |
| ストレージ | 30GB以上(NVMe SSD推奨) |
| DirectX | DirectX 12(Feature Level 12.0) |
注意点として、公式の推奨スペックはあくまで「フルHD・60fpsでプレイできる最低ライン」です。GTX 1070やRX Vega 56は数世代前のGPUであり、現在は新品で入手しづらい状況です。これから新しくPCを買う場合は、以下の解像度別ガイドを参考にしてください。
解像度別おすすめGPU ― 60fps安定がすべて
ナイトレインは60fps上限のゲームです。つまり、どれだけ高性能なGPUを積んでも60fps以上は出ません。重要なのは、3人協力プレイのボス戦という最も負荷が高い場面でも、60fpsを割らずに安定させることです。
各種ベンチマーク結果を踏まえた、解像度別のおすすめGPUは以下のとおりです。
フルHD(1920×1080)
ナイトレインはフルHDであれば比較的軽量です。最高設定でもRTX 4060クラスがあれば60fps張り付きが可能で、コストを抑えてプレイできます。
| GPU | 最高設定の目安 | 評価 |
|---|---|---|
| RTX 4060 | 60fps安定 | コスパ◎ 十分快適 |
| RTX 5060 | 60fps安定(余裕あり) | 最新世代で安心 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 60fps完全張り付き | フルHDなら余裕すぎるほど |
フルHDでの結論:RTX 4060で十分。新規購入ならRTX 5060が安心。
WQHD(2560×1440)
WQHDになると負荷が上がり、RTX 4060では60fpsを下回る場面が出てきます。安定を求めるならRTX 4060 Ti以上、現行世代ならRTX 5060 Tiが最適解です。
| GPU | 最高設定の目安 | 評価 |
|---|---|---|
| RTX 4060 | 50〜60fps(場面により変動) | やや力不足の場面あり |
| RTX 4060 Ti | 60fps安定 | 旧世代だがWQHDに十分 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 60fps完全張り付き | WQHDのベストバイ |
WQHDでの結論:RTX 5060 Ti 16GBがベストバランス。 協力プレイのボス戦でも余裕を持って60fpsをキープできます。
4K(3840×2160)
4KになるとGPUへの負荷が一気に跳ね上がります。最高設定で安定60fpsを出すにはRTX 5070以上が必要です。
| GPU | 最高設定の目安 | 評価 |
|---|---|---|
| RTX 4070 Ti SUPER | 55〜60fps | おおむね快適だがボス戦で不安 |
| RTX 5070 | 60fps安定 | 4Kのおすすめ |
| RTX 5070 Ti | 60fps完全張り付き | 余裕あり(他のゲームにも◎) |
4Kでの結論:RTX 5070があれば快適。 ただし、ナイトレインだけのために4K環境を整えるのはコスパが良いとは言えません。他の重量級タイトル(モンハンワイルズなど)も4Kで遊びたい場合に検討しましょう。
CPUはそこまで重要ではない
ナイトレインは60fps上限のゲームであり、ベンチマーク結果を見てもCPUの世代間差はごくわずかです。現行世代のCore i5やRyzen 5クラスがあれば十分で、ゲーミングPC選びではGPUを優先して予算配分するのが正解です。
予算帯別おすすめBTOゲーミングPC
ここからは、各解像度で快適にプレイできるBTOゲーミングPCを予算帯別に紹介します。
【15万円前後】フルHD/60fps狙い
対象:初めてゲーミングPCを買う人、コスパ最重視の人
このクラスはRTX 4060を搭載したモデルが中心です。ナイトレインのフルHD・最高設定で60fps安定が見込めるほか、Valorant、Apex Legends、原神などの人気タイトルも快適に動きます。
【おすすめ候補】
- ドスパラ GALLERIA RM5C-R46(Core i5 + RTX 4060 / メモリ16GB / SSD 500GB)
- マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60(Ryzen 5 + RTX 4060 / メモリ16GB / SSD 1TB)
選ぶポイント: この価格帯ではSSDの容量とメモリ16GBを確認。ナイトレイン自体は30GB程度ですが、他のゲームも入れるならSSD 1TB以上が安心です。
【20〜25万円】WQHD/60fps安定
対象:WQHDモニターで遊びたい人、数年間使えるPCが欲しい人
RTX 5060 Ti搭載モデルが中心。ナイトレインのWQHD最高設定で60fps安定はもちろん、今後の新作ゲームにもしばらく対応できるスペックです。
【おすすめ候補】
- ドスパラ GALLERIA XA7C-R56T(Core i7 + RTX 5060 Ti / メモリ32GB / SSD 1TB)
- パソコン工房 LEVEL∞ M-Class(Ryzen 7 + RTX 5060 Ti / メモリ32GB / SSD 1TB)
選ぶポイント: この価格帯ではメモリ32GBが標準になってきています。配信や動画編集もする予定があるならメモリ32GBは必須。CPUはCore i7またはRyzen 7を選びましょう。
【28〜35万円】4K/60fps
対象:4Kモニターで最高画質を堪能したい人、他の重量級ゲームも遊ぶ人
RTX 5070搭載モデルが対象。ナイトレインの4K・最高設定で60fps安定に加え、モンハンワイルズなどのAAA級タイトルもWQHD以上で快適に遊べます。
【おすすめ候補】
- ドスパラ GALLERIA XA7R-R57 9800X3D(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 / メモリ32GB / SSD 1TB)
- マウスコンピューター G-Tune FG-A7G70(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 / メモリ32GB / SSD 1TB)
選ぶポイント: 4K狙いならCPUも強めにしておきたいところ。Ryzen 7 9800X3Dはゲーミング性能に特化したCPUなので、この価格帯なら積極的に選びたい選択肢です。
【ゲーミングノート】場所を選ばず遊びたい人向け
ゲーミングノートPCでもナイトレインは快適にプレイ可能です。ただし、デスクトップと比べて冷却性能や拡張性で劣るため、同じGPU名でも実際のパフォーマンスはやや低くなる点には注意してください。
【おすすめ候補】
- ASUS TUF Gaming A15(Ryzen 7 + RTX 4060 Laptop / メモリ16GB / SSD 512GB)
選ぶポイント: ノートPCの場合、RTX 4060 Laptop GPUでフルHD・60fps安定が目安。外出先でもプレイしたいサブ機としておすすめです。
ナイトレインのPC選びで知っておきたい注意点
60fps上限を理解しておこう
ナイトレインのPC版は、現時点でフレームレートが60fpsに制限されています。240Hzのゲーミングモニターを持っていても、このゲームでは60fps以上は表示されません。
MODを使えば60fps上限を解除することは技術的には可能ですが、ナイトレインはオンラインの協力プレイが前提のゲームです。フレームレート制限の解除はゲームバランスの崩壊やチート判定のリスクがあるため、おすすめできません。
DLSS・FSRには非対応
NVIDIAのDLSSやAMDのFSRといったアップスケーリング技術には対応していません。つまり、GPU本来の性能(ネイティブ解像度でのレンダリング)がそのままフレームレートに直結します。「DLSSで底上げすればいいか」という考えは通用しないので、解像度に見合ったGPUをしっかり選びましょう。
3人協力のボス戦は負荷が上がる
ソロプレイやフィールド探索中よりも、3人協力のボス戦中はGPUへの負荷が10〜15%ほど上がります。おすすめGPUの表はこの高負荷シーンを想定した数値なので、実際のフィールド探索はもう少し余裕があると考えてOKです。
有線LAN接続を推奨
ナイトレインは3人協力のオンラインゲームです。Wi-Fiでもプレイ可能ですが、ボス戦中のラグは致命的なので、できるだけ有線LAN接続でプレイしましょう。BTOパソコンには基本的に有線LANポートが搭載されています。
よくある質問(FAQ)
- 前作『エルデンリング』を持っていなくても遊べる?
-
遊べます。 ナイトレインは前作の世界観を共有していますが、ストーリーは独立しています。前作を未プレイでも問題なく楽しめます。
- クロスプレイ(PC ↔ PS5など)はある?
-
現時点ではありません。 同じプラットフォーム同士でのみマッチングが可能です。PC版はプレイ人口が多いため、マッチングに困ることは少ないでしょう。
- 内蔵GPU(グラフィックボードなし)で遊べる?
-
厳しいです。 必要スペックの時点でGTX 1060クラスのGPUが要求されており、内蔵GPUでは安定したプレイは困難です。ゲーミングPCまたは外付けGPUが必要です。
- メモリは16GBで足りる?
-
ナイトレインだけなら16GBで足ります。 ただし、ゲームをしながらブラウザを開いたり、配信ソフトを動かしたりする場合は32GBあると安心です。新規購入するなら32GBモデルを選んでおくと将来的にも困りません。
- HDDにインストールしても大丈夫?
-
SSD(できればNVMe)を強く推奨します。 ナイトレインはマッチング後にフィールドが読み込まれるため、HDDだとロード時間が長くなり、他のプレイヤーを待たせる原因になります。
まとめ ― ナイトレインのPC選びはシンプル
エルデンリング ナイトレインのPC選びは、「どの解像度で60fpsを安定させたいか」で決まります。
- フルHD:RTX 4060〜5060(15万円前後)
- WQHD:RTX 5060 Ti(20〜25万円)
- 4K:RTX 5070(28〜35万円)
60fps上限のゲームなので、必要以上にハイスペックなPCを買う必要はありません。浮いた予算でゲーミングモニターやヘッドセットなどの周辺機器を揃えたほうが、トータルのプレイ体験は向上します。